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THE NEATBEATS - I LIVE TO LOVE YOU (予約受付中)
結成16周年目突入のTHE NEATBEATSのニュー・シングルが数量限定7"アナログ盤で発売決定。 &OFFICIAL WEB通販のみで限定発売されたCDシングルがアナログ化。
カッティング・ギタリストの名手、THE PIRATESでお馴染み、ミック・グリーンが60年代中期に一時在籍したBILLY J.KRAMER & THE DAKOTAS名義の隠れたマニア曲、「I LIVE TO LOVE YOU」の秀逸カバーと新オリジナル曲、「キミのジェット」を収録。こだわりのUK盤仕様(プッシュアウト・センター方式)、ミックスカラー・ビニールで限定発売。もちろん今回も国内最高峰といえるビンテージ機材オンリーのGRAND-FROG STUDIO産、英国60Sサウンドが全開です。イギリス・アビー・ロード・スタジオと同モデルの機材を駆使してのモノラル録音!!
『チェス・ブルースの名曲カバー収録の7"アナログ盤!』
シカゴの有名ブルース・レーベル、CHESS RECORDSに捧げるブルース・トリビュート・シリーズ。THE NEATBEATSのMR.PAN(Vo/Gt)が数年前よりレコーディングを重ね、遂に初のリリース作品が限定7"アナログ盤で発売決定。2010年に既に録音されていた本作のA面はロッキン・ブルースの雄、ジミー・ロジャースの「ROCK THIS HOUSE」、B面はチャック・ベリーの隠れ名曲といわれるスチール・ギター・ナンバー、「BLUES FOR HAWAIIANS」。
ウッド・ベースも導入した本格派ロッキン・ブルース・サウンド。ビンテージ機材オンリーのGRAND-FROG STUDIOでモノラル録音。CHESSスタジオで使用された同モデルのAMPEX社のテープレコーダーも使用されている。
SHOTGUN RUNNERS - THE TWO FACES OF CHIRLDREN’S BOOGIE (予約受付中!!!)
金沢が誇るKILLER R&Bグループ、SHOTGUN RUNNERSの約2年振りの3rd アルバム、「THE TWO FACES OF CHILDREN'S BOOGIE」が遂にリリース。数々のモッズと呼ばれるグループがフリーク・ビートやサイケデリック・サウンドに足をのばした様に...そう、60年代中期の英国がそうであったように...更にキラーなR&Bをモダンに進化させた絶妙なナンバーを11曲収録。これこそがJAPANESE R&B MODと言える傑作。ゲスト・ミュージシャンとしてMr.Pan(The Neatbeats)、Mojo Hannah(The Crawlin' Kingsnakes)も参加。国内最高峰といえるビンテージ機材オンリーのGRAND-FROG STUDIOでアナログ録音された生粋のモノラル盤です。
(COMMENT)
まるで66年のザ・フーのような爆発力を見せた前作「Dedicated To The Rock'n'Roll Boy」から約2年、その歳月が彼らにもたらしたものの大きさを,今、実感している。そう、最新作「The two faces of Children's Boogie」は前作のインパクトをしっかり保ちつつも、奥行きと深みが驚くほど増しているのだ。 デカい音やうるさい音を出すバンドなんて、そりゃもう星の数ほどいる。しかし、心を打つバンドはそんな中のほんの一握りしかいない。「爆発力」なんて、研ぎ澄まされた感性とバンド内の切磋琢磨があるからこそ生まれるものなのだ。はっきり言おう、ショットガン・ランナーズにはそれがある。だから、彼らの「爆発力」は心の奥底まで響くのだ。そして、彼らの音楽にはかつての英国を彷彿させる「魂」がある。60年代を気取りたいのなら、見た目を繕えばいい。なんなら「モッズ」というキーワードに当てはまる衣裳を片っ端からかき集めてくればいい。それをうまく纏えば一丁上がりだ。しかし、そんな仮面は音を出せばすぐに剥がれ落ちる。「芯」のないヤツはいくら体裁を整えても無駄なのだ。しかし、鈍く光る刃物のようなギターに疾走感と粘りを兼ね備えたリズム隊が絡み合い、大きなうねりを生み出す彼らのサウンドには、そんな浅はかさは微塵もない。 前作「Dedicated To The Rock'n'Roll Boy」には絶妙のアンサンブルがもたらす、スロットルをひたすら踏み続けているようなパワーが全編に溢れていたが、冒頭でも触れたように「The two faces of Children's Boogie」には、ぐっと表現力を増した彼らの姿がある。これは「ふたり」をテーマにしたコンセプチュアルな作品だ。もう完璧としかいいようのない、ドライヴ感溢れる「Differentday」。レイ・デイヴィスに捧げられたという「Ray」では、彼らのポップなセンスが光っている。思考をじわじわと撹乱させるようなインスト「離れ離れに」は意表を突く逸品だ。ひねくれたポップ「エミリー・ローズ」、ラーガ・ロックのムード漂う「いつか僕ら」もたまらなくいい。いや、もうこれ以上ネタバラしはやめよう。とにかく聴いてくれ、これは文句なしに彼らの最高傑作なのだから。
2013年3月 犬伏 功(音楽ライター)
どれも個人的に楽しみなのばかり!!!
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